満月は川に映り竜巻は回る

「勘違い」に関して論文や本を書くとしたら、どういったことを調べる?「乙女」の成り立ちとかかな。もしくは、自分オリジナルの観点からの意見だろうか。
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涼しい木曜の夕方に友人と

ちかこのマンションのベランダで育てられているトマトは、かわいそうな運命かもしれない。
枯れる直前まで水をあげなかったり、ワクワクしながらミックスジュースをプレゼントしたり、コンソメスープを与えたり。
泥酔の私と彼女に、ほろよいシリーズの酎ハイを飲まされた時もあり。
トマトの親である友人は、こんど絶対トマトジュースを与えてみたいという。
もうトマトの意思は全く関係ない。

汗をたらして泳ぐあの子と電子レンジ
チカコが、マンションのベランダにて、ミニトマトを作っている。
実ったら野菜サラダを作る予定だという。
実際、しょっちゅう水分をあげないし、ベランダでたばこをふかすので、トマトの環境は少しも良くない。
丸2日、水も肥料も与えていないと言う時期の、トマトの見た目は、葉がだらりとしていて、どことなくガッカリしている姿にそっくりだ。
可哀想になったので、水分をたくさんあたえると、次の明け方には元気に復活していた。

凍えそうな月曜の午前に昔を思い出す

夏休みが半分ほどたった頃の日暮れ前。
「カンケリ」で鬼をしている少年は、ものすごくお腹が減っていた。
捕らえても捕らえても缶をけられて捕まえた友達が脱走するので、もう今日の缶蹴りは終わりが見えない、とうなだれていた。
へとへとに遊び疲れて家まで戻ると、ドアを開けた瞬間に今日の夕飯が何かわかった。
メチャンコうまそうなカレーの匂いに、少年は疲れがふっとんだ。

悲しそうに泳ぐ君と擦り切れたミサンガ
このところ、腹の脂肪を筋肉にと思い毎日、筋トレを頑張っている。
自分の娘を自分の体の上にのせて数を声を出し数えながら筋トレをしたら、わが子とのふれあいにもなるし、わが子も一から数を心覚えるし、私の見苦しい脂肪もそぎ落とされるし、ベストなやり方だとばかり思っていたけれど、何日かは、笑っていたわが子も嫌になったのかやらなくなってしまった。

ノリノリで走る彼女と冷たい肉まん

少年は真夜中の三時に眠りから覚めてしまった。
夏休みに入って2週間くらいたった夏の夜だった。
暑くて寝苦しくて深く眠れなかったようだ。
せんぷうきは生暖かい風を送るばかりで、まったくもって涼しいとは思えない。

暑くて寝れないし、お腹も減ったので、少年は大好物のカレーを作ろうと思った。
冷蔵庫を漁り、野菜と肉を準備して、料理し始めた。
空が白んできた頃、家中に美味しそうなカレーのいい香りがしてきた。

汗をたらして叫ぶ弟とわたし
何年か前、まだ20歳の時、友人と3人で韓国の釜山にツアーに出かけた。
行ったことのない日本以外の国で、ロッテホテルにしばらくの宿泊だった。
繁華街をいっぱい見て、楽しんでいたけれど、途中で道に迷ってしまった。
日本語は、全然理解されないし、英語も全然通じなかった。
パニックになっていると、韓国のお兄さんが、発音のきれいな日本語で戻る方法を説明してくれた。
しばらく大阪にて日本語の知識習得をしたらしい。
そのことから、無事、楽しい韓国見物を続けることが可能になった。
最終日、駅で道を案内してくれたその人に縁があって再会した。
「またおいで」と言われたので、一同この国が好きになった。
いつも長期休暇には韓国への旅が計画されている。

雪の降る平日の夕暮れに食事を

本日の晩御飯は一家そろって外で食べる事になっているので、少年は行く前から気分はウキウキだった。
何を食べようかな、と出発前からいろいろと思いを巡らしていた。
ピザやパスタ、天ぷらうどんやざる蕎麦、なんてメニュー表にはどんな料理があるのかと想像していた。
場所は近所の和風レストランだ。
お父さんの運転する車は、もうじきお店の駐車場に到着する頃だ。
お母さんは助手席から外の花や木を指差している。
お姉ちゃんは少年の横で、女性誌を読んでいる。
少年は車から降りると駆け出して、ワクワクしながら、入り口を開いて家族を待った。

凍えそうな休日の早朝はゆっくりと
ネットニュースをいつも見るけれど、新聞を読むことも好きだった。
今は、ただで閲覧できるインターネットニュースが多くあるので、新聞、雑誌はもったいなくて買わなくなった。
けれど、読み慣れていたからか、新聞のほうが短い時間でたくさんの情報を手に入れることができていたけれど、インターネットニュースのほうが関連したニュースをおっていくことが出来るので、深いところまで見やすいことはある。
一般的な情報から関連した深いところを調べやすいけれど、受けなさそうな情報も新聞は目立ちにくいぐらい小さくてものせているから目に入るけれど、インターネットの場合自分でそこまでいかなければ目につかない。
最近では、米国のデフォルトになるという話がとても気になる。
債務不履行状態になるわけないと思っていても、もしなったら、どの国もきっと影響を受けるし、そうなれば、自分の収入にも関係してくるだろうから気になってしまう。

薄暗い祝日の夜明けは座ったままで

一年の中で、梅雨の時期がお気に入りだ。
部屋の中はじめじめしているし、外に出れば濡れてしまうけれど。
それは、小さいときに、雨の日に見たあじさいが美しく、その頃から紫陽花が咲くのを楽しみに待っている。
長崎出島にて知り合い付き合い始めた、シーボルトとお瀧さんの紫陽花デートの話をご存じだろうか。
オランダ人に紛れて来日してきた、ドイツ人のシーボルトが、紫陽花を見ながら「お瀧さんと同じくらい美しい花だ」と言ったそうだ。
梅雨にけなげに咲く紫陽花を見ながら何回も、お瀧さん、お瀧さんと口走った。
それが訛って、紫陽花はオタクサと別名を呼ばれるようにもなったらしい。

前のめりで踊る彼女と観光地
村上春樹の作品が読みやすいと、読書ファンの人々のお勧めを知って、読破したのがノルウェイの森。
この本は、日本だけでなく海外でもたくさんの人に読まれ、松山ケンイチさん主演での映画化もされた。
彼の話は、歯切れがよく、サクサクサクと読めてしまう所が良いと思う。
直子と緑との両者の間でゆれる、主役のワタナベは、実に生死の間でゆれているよう。
生と死というテーマを無視しても2人の女性は魅力的だと思う。
そして、特攻隊や永沢さんやレイコさんという人物が加わる。
みんな魅力がありなにかしら陰の部分を持ちあわせている。
大分前に知った物語だが読み返そう!と思い、読んだことが何度もある作品。
主人公のワタナベは直子に、お願いをふたつ聞いてほしいと頼まれみっつ聞くと答える。
素敵な返しだなと思ったシーン。
このことから、直子がちょっとだけうらやましくなった。

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